浄光寺の護霊泉

 雁田山山麓には多くの清水が点在しますが、この水は浄光寺薬師堂の真下から湧き出ており、「雁田薬師の御霊水」あるいは「浄光寺御霊泉」とも言われています。雁田山山麓の湧水群を代表する清水で、雨が降ると白濁することから、「白清水」とも呼ばれています。これは珪酸が溶け込むためだとされています。
 どんな日照りのときも涸れたことがない霊水ですが、昭和51年に本堂を改修した折、3日間だけ霊水が止まったことがありました。この時住職が真言密教に伝わる「出水の秘法」により霊水を復活させたという逸話があります。

水質評価

カルシウムイオン 11mg/L
マグネシウムイオン 3mg/L
ナトリウムイオン 6.3mg/L
カリウムイオン 1.1mg/L
炭酸水素イオン 46mg/L
塩化物イオン 4.1mg/L
硫酸イオン 5mg/L
炭酸イオン 0mg/L
溶性ケイ酸 40mg/L
硝酸性窒素 1mg/L
亜硝酸性窒素 0mg/L
有機物 0.4mg/L
蒸発残留物 97mg/L
硬度 39mg/L
臭気強度 0
0mg/L
マンガン 0mg/L
電気伝導率 9.9mS/m
pH 7.1
色度 1.7度
濁度 0.2度


おいしい水総合評価   

評価基準はこちら

<前   次>

備考

水質評価にあたり、細菌類は評価対象にないため飲用の適否については判定しておりません。



トップに戻る

浄光寺の護霊泉