秋葉神社の御膳水(諏訪市清水)

 諏訪市清水1丁目の国道20号線から付近の秋葉神社にかけて、数か所の水場があります。国道20号線の清水町交差点脇にあるものは、石柱に「清水町」と彫られこの付近に清水が豊富だったことから、町名の起源になったとされています。
  秋葉神社の参道脇には、「御膳水」と石柱に刻まれた「殿様御膳水」があります。文化年間に、諏訪因幡守(稲葉守)が御在城の折にはこの水を御用立てした旨の記録があります。この諏訪因幡守というのは諏訪藩第9代藩主「諏訪忠誠」のことで、江戸幕府の老中にもなった人です。浅田次郎作の『一路』にも高島城主として登場しています。
また、秋葉神社の鳥居脇には、「明治天皇御膳水」と石柱に刻まれた水場がありますが、水は出ていません。明治天皇は全国各地へ行幸されました。明治5年には九州・四国、明治9年には東北・北海道、明治11年には北陸・東海道、明治13年には甲州・東山道、明治14年には山形・秋田・北海道、明治18年には山口・広島・岡山と行幸され、これらは「六代巡幸」として知られています。
  明治13年の御巡幸の際、6月13日に東京を出発した一行は、午前10時頃蔦木宿の本陣有賀宅(富士見町)→正午に茅野市金沢本陣の白川宅→午後2時頃茅野市宮川の五味邸などで小休止され、午後5時頃に当日の行在所である旧高島小学校に到着し宿泊されました。この際、秋葉神社の湧水が御前水として用いられたとされています。因みに、茅野市の五味邸で休憩された際には、近くの「宗湖寺」の井戸水が御前水として用いられお茶が点てられたとされています。

水質評価

カルシウムイオン 8.3
マグネシウムイオン 3.0
ナトリウムイオン 4.2
カリウムイオン 1.8
炭酸水素イオン 36.7
塩化物イオン 3.5
硫酸イオン 3.2
炭酸イオン
溶性ケイ酸
硝酸性窒素
亜硝酸性窒素
有機物
蒸発残留物
硬度 33
臭気強度
マンガン
電気伝導率
pH
色度
濁度

単位 mg/l


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