山田神社の御神水(上田市山田)

 塩田平(上田市)といえば別所の「北向観音」が有名ですが、この湧水は、「北向観音」から南東に1キロ程の所にある山田神社の境内にあります。別所エリアは、西側から南側にかけて反時計回りに「夫神岳」、「大明神岳」、「富士山」、「独鈷山」、「女神岳」と、いずれも標高が1,000メートル程の低い山に取り囲まれていますが、山田神社は丁度「女神岳」の山麓に位置しています。因みにこれらの山の名前がいずれも信仰に関連した名前でそろっていることは大変興味深いものがあります。
 塩田平は、県下でも有数の降水量の少ない地域で、至る所に灌漑用のため池が作られています。そうした地域にある湧水であるため、昔から地域の水源として利用されてきました。少し離れた野倉地区には、朱塗りの木造仏「赤地蔵」が祀られています。地域の伝承では、日照り続きの時、この地蔵を谷間の産川に運んで淵に沈め、鉦や太鼓を打ち鳴らして「雨を降らせたまいな」と繰り返し唱え雨が降ることを渇望したことから、「雨乞い地蔵」と呼ばれています。(雨乞いに関連した赤地蔵は全国各地にあります。)
 因みに、「岳の幟(たけののぼり)、国の重要無形民俗文化財」は500年以上も続く天下に名だたる雨乞いの奇祭です。このお祭りは、毎年7月15日(最近は7月15日に最も近い日曜日)に行われ、参加者が「夫神岳」の山頂から数十本の約6メートルの色とりどりの反物を付けた幟を抱えて別所温泉街まで練り歩くと言うダイナミックなものです。

水質評価

カルシウムイオン 11
マグネシウムイオン 4.0
ナトリウムイオン 8.5
カリウムイオン 0.6
炭酸水素イオン 59.4
塩化物イオン 2.2
硫酸イオン 7.6
硬度 44

単位 mg/l


おいしい水総合評価   

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備考

・塩田平の南西に位置する上田市山田地区の神社境内に湧く水。
・西側にそびえる夫神岳山麓にたくわえられた地下水が地表に湧きでたもの。



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山田神社の御神水(上田市山田)