観音霊水

 「観音霊水」は環境省の「平成の名水百選」に選定されており、飯田市南信濃和田の盛平山の山麓に位置する、曹洞宗盛平山龍渕寺(龍淵寺)の境内に水汲み場があります。このお寺は、古くからこの地を領有していた「遠山氏」一族の菩提寺で、大永元年(1521年)に和田城主遠山遠江守景廣により創建されました。観音霊水の水は、盛平山の中腹に湧き出ていて、昔から地域の農業用水や生活用水として利用されてきました。「観音霊水」の名前は、盛平山山頂付近ある「百体観音」(嘉永年間に秩父三十四箇所、西国三十三箇所の67観音像を建立したもの。その後平成14年に更に40体の観音像が加わった。)に因んでつけられたもので、お寺の横に和田城が郷土資料館として復元された際、お寺の副住職により水汲み場が整備されました。
 ここの水については、かつて1996年に下伊那教育会の元陸水委員だった浅野清志氏(当時は泰阜南小学校長)が調べたところ、カルシウムを多く含む弱アルカリ性の水であることが判りました。このことがその後マスコミ等で取り上げられ話題となり、注目を集めるようになりました。

水質評価

カルシウムイオン 49
マグネシウムイオン 13
ナトリウムイオン 3.5
カリウムイオン 0.7
炭酸水素イオン 183
塩化物イオン 0.7
硫酸イオン 34
炭酸イオン
溶性ケイ酸
硝酸性窒素
亜硝酸性窒素
有機物
蒸発残留物
硬度 176
臭気強度
マンガン
電気伝導率
pH
色度
濁度

単位 mg/l


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