龍興寺清水

 龍興寺清水は、木島平村内山地区の公民館の横に湧き出る清水で、かつてこの地にあったお寺の名前から龍興寺清水と呼ばれるようになり、地域の住民により大切に守られてきました。
 龍興寺縁起によると、この寺は治承年間に虎室と見竜によって創建された古刹で、正応2年に住職が座禅供養会を催したとき、一人の美女が来て「某にも戒法を授けたまえ。我は居多ケ浜人(現在の新潟県上越市直江津周辺)なり。」と名乗り戒行に加わりました。7日の戒行を終えて、美女の云うに、「某は居多明神なり。戒法を授けさせていただいたお礼に霊泉を献ずる。」と告げていずれかに立ち去りました。姿が消えるとこの地に冷水が湧き出したといいます。
 また別の言い伝えでは、その昔真言宗を開いた弘法大師が諸国巡業の際この地を訪れ、「水が欲しいいか、お湯が欲しいいか。」と杖を突きたてて村人に尋ねました。「水が欲しい。」と村人が答えると、数日後に清水が湧き出したといいます。
 大干ばつの時にも涸れることなく湧き続ける清水に村人は居多明神の霊徳を感じ、明治33年の夏、清水の脇に居多明神と弁財天の両尊を勧請して祠が作られました。

水質評価

カルシウムイオン 5.4
マグネシウムイオン 1.2
ナトリウムイオン 3.8
カリウムイオン 1.6
炭酸水素イオン 28.5
塩化物イオン 1.8
硫酸イオン 2.1
硬度 18

単位 mg/l


おいしい水総合評価   

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備考

水質評価にあたり、細菌類は評価対象にないため飲用の適否については判定しておりません。



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