日本薬剤師研修センター「薬剤師研修・認定電子システム(PECS)」認定申請受付開始について

公益社団法人日本薬剤師研修センターでは薬剤師研修・認定電子システム(PECS)による研修認定薬剤師及び漢方薬・生薬認定薬剤師の認定申請の受付を令和4年1月11日から開始しました。
PECS移行に伴う、研修認定薬剤師の申請における主な変更点は下表の通りです。なお、システムに登録された方のQRコードの表示は2月上旬に延期となりました。 

 

➡「申請方法」へ   ➡「稼働時期の変更」へ   ➡「PECSへの登録」へ

 

<主な変更点>

 

項 目

202112月まで

2022111日から

申請方法

申請書(書面)を送付

住所地の都道府県研修協議会

PECS利用(電子的申請)

(日本薬剤師研修センターへオンライン申請

認定審査料の支払

あらかじめ郵便振替で入金

受領証()を申請書類に添付

PECSで提示された方法で決済

(クレジット払又はコンビニ払)

薬剤師研修手帳又は研修受講シー

ル整理表

送付先

申請書と同時に送付 

 

住所地の都道府県研修協議会

PECSで必要事項入力終了後、送信されるメール

印刷し、それとともに送付

日本薬剤師研修センター宛

年間の区切

新規

最初の単位取得日から起算

認定申請日から1年ずつ遡って起算 (1を参照)

更新

認定期間の初日から起算

認定期間の初日から起算(変更なし) (2を参照)

認定開始日

新規

申請者の希望日

審査が終了し、認定された日

更新

認定期間終了日の翌日

認定期間終了日の翌日(変更なし)

更新申請期間

認定期間終了日の2か月前から1ヶ月後まで

認定期間終了日の2か月前から3ヶ月後まで

認定を受けたことのある者が再び新規認定申請する場合

(規定なし)

認定期間終了日の3か月後の翌日から申請可能(認定期間中及び認定期間終了後3か月までは申請不可)

認定薬剤師カード

IDカード)の申込

認定申請と同時申込み可能

認定申請とは別に申込み

(新規申請の場合は認定されてから)

注:認定申請日は、認定申請手続きをPECSで行った日です。

           

1.申請方法

申請方法のご案内を必ず良くお読みいただいて申請してください。

(1)新規申請の方法 (PDF)

(2)更新申請の方法 (PDF)

※申請は日本薬剤師研修センターへ直接オンラインで行います。それ以外の方法では受付できません。

 

2.薬剤師研修手帳又は研修受講シール整理表等の送付先

薬剤師研修手帳又は研修受講シール整理表等の送付先は、都道府県研修協議会から日本薬剤師研修センターに変更されましたのでご注意ください。

 

送付先:公益財団法人日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師認定申請受付担当 宛

※令和4年1月31日事務所が移転となります。時期によって送付先住所が変わりますので、ご注意ください。

 

(1)令和4年1月28日まで 〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目9-13 三会堂ビル5階

(2)令和4年1月29日以降 〒105-0003 東京都港区西新橋2丁目3-1 マークライト虎ノ門6階

 

3.他の認定制度の研修受講シール(単位)について

令和元年7月1日以降に実施された研修会等において交付された他の認定制度の研修受講シール(単位)を利用する場合は、従来通り研修受講シール(単位)1枚に付き1通の証明文書の添付を要しますので、薬剤師研修手帳又は研修受講シール整理表等の送付の際同封してください。

 

4.申請に係る注意事項

 ・研修手帳又は整理表に貼付した単位数をオンライン入力し、研修手帳又は整理表はPECSでその他の必要事項入力終了後、送信されるメールを印刷し、それとともに日本薬剤師研修センターに送付して下さい。

・この他、氏名、認定証送付先、審査料の支払い方法、クレジット情報、生涯学習自己診断等を入力して手続きは終了です。

・手続き終了後、「研修認定薬剤師制度 認定申請の受付完了について」メールが送信されます。申請には、このメールに記載された情報が必要です。案内に則り、研修手帳や認定申請時に提出されている書類を必ず日本薬剤師研修センターに送付して下さい。

    

稼働時期の変更とこれに伴う措置について

 

日本薬剤師研修センターの、薬剤師研修・認定電子システムの稼働は、準備が整ったものから一部を開始しつつも、全面的な本稼働は令和441日に変更されることになりました。また、これに伴い講じられる措置等が下記の通り示されましたのでご案内申し上げます。 

1.研修会開催申請

(1)現行、薬剤師研修支援システム(PESS)での研修受講シール申請受付(紙の研修受講シール):

【研修会の開催日】

  [現行]令和3年11 30 日までに開催のもの

 →[変更]令和3年10 月1日~令和4年3月31 日までに開催のもの

【申請期限】

   令和3年8月31 日で一旦終了

 →[再開]令和3年9月27 日~令和4年1月31 日まで(変更申請受付も同日まで)

 

(2)新、薬剤師研修・認定電子システム(PECS)での研修会開催申請受付:

  「令和4年4月1日以降に開催する研修」について、令和4年2月1日開始予定

 

2.時限的特例措置

時限的特例措置の適用期間】

  [現行]令和3年11 30 日までに開催のもの[変更]令和4年3月31 日までに開催のもの

【時限的特例措置の新規の適用願(特例を利用する団体届出)の申請】

  [変更なし]

   令和3年7月15 日(消印有効)を以て受付を終了。内容変更の適用願の再提出も含め、受け付けない。

 

3.薬剤師個人の認定申請

新 薬剤師研修・認定電子システム(PECS)での認定申請受付】

「研修認定薬剤師」、「漢方薬・生薬認定薬剤師」、「小児薬物療法認定薬剤師」について

 →令和4年1月11 日開始(上記参照)

 

4.受講単位請求期限等

(1)現行の薬剤師研修支援システム(PESS)での受講単位請求の申請

 

①「研修認定薬剤師」、「漢方薬・生薬認定薬剤師」

【受講単位請求の申請期限】        [現行]令和3年8月31 日   [変更]令和4年1月31

【取得済み単位の印刷(ダウンロード)期限】[現行]令和3年10 15 日 [変更]令和4年3月15 日

 

②「小児薬物療法認定薬剤師」

【必須業務実績報告】

  提出期限が令和4年3月31 日までの報告は従来の方法により提出する。

【令和4年3月31 日までに参加等した研修会の単位請求期限】

  令和4年4月30 日(消印有効)までに従来の方法により行う。

 

③インターネット実施機関が実施するインターネット研修

  令和4年3月31 日まで受講を可能とする。

  当該実施機関は令和4年5月15 日までに受講者に研修受講シールを交付する。

 

(2)新、薬剤師研修・認定電子システム(PECS)での受講単位請求の申請受付

  令和4年4月1日開始予定

 

5.その他

(1)都道府県薬剤師研修協議会の対応

 令和3年12 31 日(消印有効))までに提出された「研修認定薬剤師」にかかる申請書類について、

 令和4年131 日までに研修センターに送付すること。

 

(2)認定実務実習指導薬剤師に関わる養成講習会開催申請及び認定申請(新規又は更新)

 令和4年3月31 日まで、従来どおりとする。

 

薬剤師研修・認定電子システム(PECS)登録について

   

日本日本薬剤師研修センター(以下、研修センター)が運用する研修認定薬剤師制度は、これまでの紙媒体による申請(研修手帳、研修シール)は原則廃止となり、電子システム(PECS)へ移行されます。
PECSでは、薬剤師一人一人に個人登録していただき、研修認定薬剤師制度の申請(新規・更新)は、直接オンライン申請することとなります。ご登録いただけない場合、PECS本稼働後は研修受講単位の交付ができません。下記注意事項をご確認の上、ご登録をお願いいたします。
また、申請から登録完了までに2,3か月の時間を有します。本稼働に間に合うよう、出来る限り早めの登録をお願いします。

 

◆PECSを利用するには

各自でPECSに登録し、ユーザーIDの交付を受けてください。
登録に際しては、氏名などの個人情報のほか、薬剤師名簿登録番号・登録年月日の入力が求められるため、お手元に薬剤師免許証をご準備の上、日本薬剤師研修センターホームページから「▶薬剤師研修支援システム」へアクセスしてください。

 

          

PECSに係る最新情報は日本薬剤師研修センターより通知があり次第、随時お知らせいたします。問い合わせ等は、県薬事務局または日本薬剤師研修センター(pecs-info@jpec.or.jp)へ直接メールでお願いします。